バインドは「選択したジョイント(Select joint)」設定がおすすめ

おすすめバインド設定

「スキンのバインド」 の設定には、以下をオススメします。
バインド対象:「選択したジョイント(Select joint)」

理由は、「バインド漏れのエラーが起こりにくい」からです。

初期設定とのメリット・デメリット

初期設定は、バインド対象:「ジョイント階層(Joint hierarchy)」になっています。
2つの設定の メリットとデメリットを比較します。

  • 「ジョイント階層(Joint hierarchy)」:初期設定

 メリット:選択は トップノード1つで良い
 デメリット:まれに末端ジョイントをバインドしてくれない

  • 「選択したジョイント(Select joint)」:おすすめ

 メリット:選んだものは きちんとバインドしてくれる。
 デメリット:対象ジョイントを 選ぶ手間がある。

「ジョイント階層(Joint hierarchy)」は、まれにバインド漏れが発生

私は忙しい時に、このバインド漏れ現象に出会いました。
「スキンつけたいのに骨がない!どうして!?」と、かなりテンパりました。
バインドとスキンのやり直し が発生したりと…。戻り作業は精神的に辛いものがあります。

そこでオススメが「選択したジョイント(Select joint)」です。

選択しなければならない。という手間はありますが、
その代わり、指定したものにはきっちりと仕事をしてくれます。
気まぐれな方よりも ミスがないというのは、後々の安心に大きく影響します。

また、”選択する手間” は 「Setを作る」、「種類ごとにすべて選択」などの工夫で簡略化できます。


後になって、先輩がこの回避法を教えてくれました。
どうやらMaya様のバグのようでして。困ったものです。

以上。おすすめバインド設定は「選択したジョイント(Select joint)」でした。