誤解を生まない!コミュニケーション3つのコツ

お仕事では、コミュニケーションは物凄く大事です。
ここで言うコミュニケーションとは、
「お互いの共通ゴールを知るための情報交換」を指します。

いかにお互いのゴールを共有できているか。。
これで仕事にかかる時間も質も、大きく変わってきます。

このご時世、チャットツールでの会話も多いでしょう。
なおさら意思疎通は難しくなり、誤解が発生しやすくなっています。

ここでは、誤解のない情報交換をするためのコツを記載します。
チャットツールでも使えるコツです。
ぜひ参考にしてみてください。

主語を省かない

主語を省いても理解できるのは、基本自分だけです。

自分が持つ前提条件を、他人は持っていません。
相手の質問の回数が増え、相手に一方的な負担をかけてしまいます。
「何について話してるの?」と思われないようにしましょう。

この3つは避けましょう

  • こそあど言葉(これ、それ、あれ、どれ)
  • 略称
  • カタカナ語

こそあど言葉は、誤解を招きます。
略称は、特定の人にしか通じません。
意識高いだけのカタカナ語は、害悪です。日本語の方が早く・正しく伝わります。

主語の省略をして良い場面は、以下 2つです。

  • 長く付き合った仲間であり、価値観が近い。
  • あらかじめ、説明をしっかりしている。

こんな場面は稀です。
長く連れ添った老夫婦のような意思疎通ができないなら、
大人しく主語を使って話しましょう。

想像は視覚的に伝える

自分の想像は、まず他人には伝わりません。
恋人ですら、愛は表現しないと伝わりません。

人間は、視覚情報から8割の情報を得るそうです。
ぜひ、視覚的に分かりやすくして伝えましょう。

文章だけよりも、パッと見で分かりやすい資料があれば、
何倍も速く、正確に伝わります。

「文字+画像 は 1セット」
と、意識しましょう。

画像を添えるメリット

  • 文章力がそこまでなくとも、画像で伝わる。
  • 「これは分かりやすい文か?」と、自分に問うキッカケになる。

言葉の意味共有は妥協しない

同じ単語でも、双方のイメージは違うことがあります。

例えば、以下のように依頼されたとします。

「絵の情報量を上げてほしい」

→ 複雑さが足りない?

→ もっとリアルに近づけるということ?

→ モノの数が少ない?

”情報量”という単語の意味が特定できず、相手の意図を汲めない場面です。

こんな時は、「○○するという事ですか?」と聞き返しましょう。
認識を共有する場面で、妥協をしてはいけません。
意思疎通できずに作業をしても、後々お互いが不幸になるだけです。

「分からないことは、分かるまで聞く」
基本このスタンスでいて良いです。

私たちはエスパーではありません。
明確なイメージを掴めるまで、問い続けましょう。
それが相手のためにもなります。


まとめ

お仕事でのトラブルは、9割はコミュニケーション不良が原因
といっても過言ではありません。
コミュニケーションの誤解や質問が減ると、
お仕事は正確になり、かつスピードアップが期待できます。

  • 主語を省かない
  • 想像は視覚的に伝える
  • 言葉の意味共有は妥協しない

是非ともこの3つは体得しましょう。